福井県民生協,ハーツ,Hearts志比口店,はるえ店,たけふ店,羽水店,学園店(福井県)

001訪問記録, 04商品購入・説明, 旅行記, 趣味その他｜2012/11/29 posted.

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越前がに解禁に合わせ、越前がにの雌「セコガニ」の店頭茹でたて販売を食べ比しようと遠征した時の話。
現在のところ下記記事をアップ。

・2012/11/13ｾｲｺｶﾞﾆ求めて福井県60店訪問
・2012/11/14ｱﾋﾟﾀ敦賀店。ﾀｸﾞなしｾｺｶﾞﾆ　
・2012/11/19ﾗ・ﾑｰ越前店<SIPY>
・2012/11/21ﾊﾆｰ協同組合14店訪問
・2012/11/22ﾕｰｽ武生店他12店訪問
　(タグ付き越前セコガニ)
・2012/11/25越前国一宮氣比神宮
・2012/11/29福井県民生協ﾊｰﾂ4店舗訪問記
・2012/11/30ｱﾙﾋﾞｽ森田・稲荷店訪問記
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今回の記事は生協の話。福井県民生協。店舗ブランド名称は｢Hearts(ﾊｰﾂ)｣。
何回か食彩賓館でも紹介していますが、新店を出すときのアイデアには大変感心させられます。訪問する度にワクワクドキドキするナイスなアイデアが満載。
チェーンストアでは見られないような｢客志向｣で思考されたアイデアを試行しています。
確かに至高とはいえないが取り組みの一端を紹介した記事がこちら。
・2009/7/13福井県民生協ﾊｰﾂたけふ訪問記

　ということで、まずは｢さばえ店｣の訪問記。
店頭販売のセコガニの話はこちらの記事で詳しく紹介したので説明割愛。
写真だけ紹介。こんな感じです。(ｸﾘｯｸで拡大)

　久々のハーツ店舗なので売場をしっかりと確認したいということで壁周りからカニ歩き。思わず唸ってしまうナイスな商品もありますが、いかんせん価格がチト高い。なぜ高いかというと原料がキッチリしたモノを使用しているから。生協なのでごまかしのない商品を使おうとしているのが伝わってきます。
良いアイデアなんだけど「試してみようか」というには価格が気になってしまう。エイヤッと購入したのがこちらの商品。
「本格ﾚｽﾄﾗﾝ　ﾒﾆｭｰ」

POPレストランメニュー　20121110ﾊｰﾂHearts さばえ店 (46)

「ﾃﾞﾘ　ｱ　ﾃｰﾙｼﾘｰｽﾞ」。これは単価が安い。

　やっぱり生協は安心ダネと思ったのがこちらの売場。
勝手に撮影（笑）

きちんと落下菌防止のためのラップがかけてある。もっともここまで気にするのならキチンとした扉付惣菜ケースに入れるべきだと思いますが。
　こちらのおにぎりは有機米コシヒカリ「田んぼの天使」を使っているとか。確かに味が良いのと作り手(生産者と生協の従業員の方々)の優しさが原料の米からも炊いたご飯からも伝わってくる。

★おにぎりと箸購入商品20121110 ﾊｰﾂHearts さばえ店 (174)

店内販売商品を使った総菜もあって、なかなかのこだわりを感じる。決して、レベルの高い商品作りや見せ方ではないけど誠実さが伝わってくる。
と、良い気分になっていたら、揚げ物売場でガクッ。落下菌防止装置がついていない。つまり平台の上でバラ売り。

　おおっ。と立ちどまった売場がありました。
「堀江さんの黒酢寿司」売場がエンドの一角に設置されていました。ネタケースもあります。
どなたもいらっしゃらないのでどうやって作るのかわかりませんが、ライブ販売というよりはワイルド販売ですな。間仕切りがないのに寿司握って販売するとしたら良く保健所が黙っているなぁと。でも、バックで作ってこちらでパック販売するなら冷蔵ケースもあると問題はないが。でもネタケースが設置してあるしなあ。クッキングサポートみたいな設備にも見えるし。

寿司に使っているという米黒酢を購入。

　その他懐かしい「源助大根」もあったりとなかなか面白い商品も散見。
◇ご参考
・2011/12/10日向源助と源助大根

　ところで、生協の特長の一つである｢還元金｣。利用割戻精度ですが、こちらの福井県民生協は利用金額に応じて還元率が変わる「ステップ方式」を採用。きめ細かな額で還元率を変更されているのも他との違いです。

某生協ではあまりにも割戻率が高くて、財形目的で出資する人が増えて慌てて上限金額を設けて制限したほど高い割戻率の生協も昔はあったようです。

　自ら出資、自ら利用、自ら運営ということで、元々は組合員のために作った生協がスーパーマーケットと競合しながら経営というか、利用結集しながら維持継続する難しさを今回の訪問で感じたのも事実。
昔は「スーパーでは買えない組合員のために開発した安全安心商品」も、今ではどこのスーパーへ行っても買えるようになり、生協の独自性は薄れてしまった感があります。
それでも、生協のスーパーマーケットを訪問すると「組合員に支持されたい」「組合員のことをもっと大事にしたい」という取り組みも多々あることも事実。
「利用者を大事にしたい。大切に思いたい」という心を忘れたような態度や振る舞いをするスーパーマーケットよりはずっと居心地良いのです。買いたい物は多いが、あれもこれも買えないのが玉にキズ。